【寄稿№28】別府だより(5) | 東京駅・茅場町・八丁堀の賃貸事務所・賃貸オフィスのことならオフィスランディック株式会社

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    <2022.12.26寄稿>                            寄稿者 カッパ        

    カフェで提供する新しい物はないか探しています。
    大分県農林水産物祭が別府公園で開催されました。

    別府公園は、第二次世界大戦後、駐留米軍キャンプ、その後日本に返還されて
    陸上自衛隊の駐屯地として使用され、自衛隊移転に伴い別府市に返還されました。

    主人は子供のころ、米軍キャンプ撤退時に置いていかれた迷い犬を飼っていたそうで、
    首に米軍の鑑札をつけていたそうです。
    始めはお肉しか食べなかったのに、沢庵もぽりぽり食べるようになったと、
    一緒のお布団に寝ている写真をみせてくれました。
    真っ白のスピッツでした。

    なだらかに坂になった広い公園にテーマ別にテントが並んでいて
    コロナで外出を控えていた人たちでいっぱいです。
    人気の大分牛焼肉のテントやスイーツ店、海産物コーナーなど行列ができています。
    120のテントとても一日では回れず、お天気も良く二日にわたって見て回りました。
    お茶のブースを見つけました。
    九州は鹿児島、福岡、佐賀、熊本、長崎とお茶の産地です。
    なぜか大分はそう言われません。
    聞いてみると小さな茶農家が多く、県内で、釜炒り玉緑茶、蒸し玉緑茶、煎茶と
    三種類の製法の違いがあり業界としてそれぞれ組合があるとか。
    耶馬渓、杵築、臼杵、因尾と出店していました。
    その中に和紅茶がありました。
    和紅茶は日本種の茶葉を発酵させて紅茶製法で作ったものです。
    昔は盛んに作られ輸出されていましたが、生糸と同じで、貿易の自由化で
    価格的に外国産に負けて作られなくなっていました。
    それでも細々と守られていて、近年盛り返しているのです。
    今年のイギリスロンドンでの茶葉コンクール紅茶部門でベスト賞を獲得しました。
    熊本の茶農家でした。頑張っています!
    日本でも愛知県尾張旭市で2022国産紅茶グランプリが開催され、
    高品質の茶葉が多数出品されました。
    トップ10アソートパック手に入れました。飾っていてまだ開けていません。
    茶葉をみるのが楽しみです。
    農林水産物祭では、耶馬渓と杵築の和紅茶を買い求めました。
    耶馬渓の和紅茶の試飲をしてもらった会計士嬢の感想:
    香りが深く味もしっかりとして気持ちが落ち着くようですと。
    きつき紅茶はティーバッグでした。
    それでは残念とJR日豊線で杵築まで出かけました。
    お茶よりも先に紅茶梅酒をみつけました。南高梅酒ときつき紅茶のリキュールです。
    きつき紅茶はモンドセレクション3年連続最高金賞に輝いた「べにふうき」を使用とか。
    試飲してみてこれはお正月紅茶と一緒に女性にお勧めできると決めました。

    さてきつき紅茶、べにふうき、べにたちわせ、べにさやか、べにひかりとあるのです。
    全部買い求め試しています。色、香り、甘味、優しさ、強さ。うーん!

    ペットボトル入り和紅茶も出ています。これが和紅茶?
    香料と酸化防止剤のビタミンCが添加されています。
    薄い感じですが、それなりのお味です。
    まだまだ試行錯誤が続きます。

    みなさま、よいお年をお迎えください。


     


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