<2017.12.5記>
朝、寝ぼけ眼でテレビを見ていたら、「ゴミ屋敷」問題を特集していた。
よし、本日は眠気覚ましに「不動産屋の目」から、この問題を取り上げてみよう。
予め断っておくが、私の所見には、医学的根拠や統計学に基づく確たる裏付けは無い。
但し、不動産業という仕事柄、TVのコメンテーターよりその問題と至近距離にあるのは間違いない。
<2017.11.28記>
その商才を兄弟ですら恐れたという三井高利が、江戸日本橋に屋号を「越後屋」として呉服店(三越の前身)を開業したのは1673年のこと。越後屋は、それまでの慣習を打ち破り「掛け値なし」の商法で大いに繁盛したという。それまでの代金支払い方法である「売り掛け(=ツケ)」から「現金払い」に限定したことで、代金回収不能のリスクが無い分、リスクを上乗せした「掛け値」を改め、「正札(しょうふだ=定価)」を通常取引とすることに成功したのだ。
<2017.11.21記>
ある大手ディベロッパーが、江東区で超高層大規模タワーマンション800戸超を発売した時の新聞記事。
「○○不動産、モデルルームへの来場者数1000組超、第1期100戸を即日完売!」
この記事(少し古い記事、現在は終了案件)を見れば、不動産業に携わる人であっても販売は好調だと錯覚する。
「不都合な真実」であるが、良い機会なので「歩留(ブドマリ)」というものを解説しよう。
<2017.11.16記>
今や不動産広告の集客媒体の主役は、インターネット広告である。
魅力ある不動産を主要ポータルサイトに掲載さえすれば、沢山の反響(=問い合わせ)が期待できる。
購読者が激減した新聞の折込チラシなど、「費用対効果」という面では、
広告媒体として脇役になってしまったのかもしれない。
<2017.11.15記>
本日は、お口直しに「餡子(あんこ)」の話。
不動産業でいう「餡子(アンコ)」とは、
今は死語に近づきつつある業界用語である。
その意味を端的に言うと「3社以上の共同仲介」だろうか。
現在とは比較にならないほど不動産の情報開示が不十分であった昭和の終わりから、
<2017.11.3記>
「ファインプレー」は見えない。(気づかれない。)
裏返せば誰でも気づくものは「スタンドプレー」に近い。
野球で言うと誰もが取れない強打を体の真正面で当然のように(涼しい顔をして)
キャッチするのが「ファインプレー」、その難度は、野球通にしか見抜けない。
<2017.11.3記>
「矛盾」はご存知の通り、「韓非子」の一篇に基づく故事成語。
「私の矛(ホコ)はどんな盾(タテ)も貫く、私の盾はどんな矛も防ぐ」と喧伝する武器商人が「では、あなたの矛であなたの盾を突いたらどうなるのか」と聞かれて答えに窮したという展開で「矛盾」を指摘する。
会社は継続していかなければならない。社の為のみならず顧客の為にも。
次の世代を考えておくことは創業者の重要な役割である。